萬葉集 |
第四期
一 |
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第四期 感傷詩風 |
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大伴家持(おおとものやかもち) 養老2年(718年)生まれ、大伴旅人の子。在京生活の後、越中国守、因幡国守に就任。歌はこの時のものが殆ど。 |
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春の野に霞たなびきうら悲し この夕影に鶯(うぐひす)鳴くも(卷 19,4290) |
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春の野に霞がたなびいていてもの悲しい。この夕方の光の中に鶯が鳴いているよ。 |
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夕暮臨春野,繚繞霞起 |
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我が家の笹と叢竹を吹く風の音がかすかに聞こえるこの夕方だ。
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屋前細竹,聚生從群 風起微音過,簌簌又黃昏。 |
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原文部份- 引用文獻 佐竹昭広等校注。『新日本文學大系萬葉集1-4』、岩波書局、 |
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中譯部分- |