萬葉集 |
第一期
一 二 |
第四期
一 |
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第一期 皇室歌人 |
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天智天皇が蒲生野で薬狩をなさった時、額田王が作った歌 |
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20に対し、大海人皇子がお答えになった御歌 |
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紫草(むらさき) のにほへる妹(いも) を 憎く あらば人妻ゆゑに我恋ひめやも (卷 1,21) |
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紫草のように美しいあなたを憎いと思ったら、人妻であるのに、私はかくも恋しく思うだろうか。 |
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持統天皇 (ちとうてんのう) 天智天皇の第二皇女。母は石川麿も女遠智娘。天武天皇の皇后。天武天皇妃大田皇女とは同じ母姉妹。草壁皇子の母。 |
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天皇御製の歌 |
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春が過ぎて、夏が来たらしい。真っ白な衣が干してあるよ、天の香具山に。 (注)持統天皇 ・・・ 天武天皇の皇后で、夫をたすけて政治を執った。天武崩御後しばらく皇后のまま政治を執り草壁皇子を天皇に立てようとしたが、草壁が没したため自ら即位した。 694 年に都を藤原京に遷したが、藤原京は大和三山を近くにのぞむ地で、この歌もここで詠まれたのかもしれない。 |
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【中文翻譯】 春已去,夏似來臨 天之香具山,晾曬白衣裙。 |
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原文部份- |
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圖三引用:http://www6.airnet.ne.jp/manyo/main/ |