萬葉集 |
第三期
一 二 |
第四期
一 |
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第三期 多樣化的時代 |
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山部赤人(やまべのあかひと) 神亀元年( 724 年)~天平8年( 736 年)にかけて活躍した宮廷歌人。 |
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み吉野の象山の山間の梢には、こんなにも多く鳴き騒ぐ鳥の声なのだなあ。 |
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山上憶良が離れて暮らす子どもを思い、詠んだ歌 |
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食瓜思子女,食栗更動心。 兒等緣何來,合眼面影親。 頻現不離去,輾轉難安寢。 【注釈】 1.偲ぶ:過ぎ去った日やなくなった人との交渉をなつかしく思い出す。追憶する。 |
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802之反歌 |
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銀(しろがね)も金(くがね)も玉も 何せむに優れる宝子にしかめやも(卷 5,803) |
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銀も黄金も玉も、いったい何になるというのか、そんな勝れた宝でさえ、子どもに及ぶものがあろうか。 |
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金銀貴,玉價高 無如我兒女,最是寶中寶。 |
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山上憶良(やまのうえおくら) 儒仏、大陸の学問に詳しい人として710年遣唐使として入唐。帰国後、伯耆守、筑紫国守となった。 |
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世のなかを憂しとやさしと思へども 飛び立ちかねつ鳥にしあらねば(卷 5,893) |
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この世を辛く身も痩せ細るような所と思うけれども、この世から飛び立つことはできない、鳥ではないから。 |
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常思人間世,為恥與優 未能高飛去,緣非在鳥儔。 |
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大伴旅人(おおとものたびと) 大伴旅人は天智4年( 665 年)生まれ、大伴安麻呂の子。長く宮廷に仕えた宮廷歌人。老荘、神仙思想に優れていた。 |
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大宰帥、大伴旅人の歌 |
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しようもない物思いなどやめて、一杯の濁り酒でも飲んだほうがよさそうだ。 |
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無謂之思,思之何益 一杯濁酒,飲之自適。 |
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原文部份- |
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圖一引用:http://www6.airnet.ne.jp/manyo/main/ |