音便とは、日本語において発音の便宜によって語中・語末で起こる連音変化のことをいう。一般的にイ音便、撥音便、促音便、無音便に分けられる。

(1)イ音便(く、ぐ):
例:書く(書いて)、泳ぐ(泳いで)

(2)撥音便(ぬ、ぶ、む):
例:死ぬ(死んで)、呼ぶ(呼んで)、読む(読んで)

(3)促音便(う、つ、る):
例:言う(言って)、待つ(待って)、帰る(帰って)

(4)無音便(す):
例:話す(話して)